未来を奏でる

教室のテーマ曲「未来を奏でる」が誕生しました

7th Note の音楽教室 「大人のボーカル&ピアノ教室」 では、毎年年末に恒例の発表会を開催しています。
この発表会では、生徒さんが日頃の練習の成果を披露できるよう、ヘルプのミュージシャンによるバンド編成で歌やピアノ演奏をサポートしています。
普段のレッスンとはまた違ったバンドとの共演を通じて、皆さんがステージでの演奏をより一層楽しめ、良い経験が積める場となっています。

昨年の発表会のダイジェスト動画の最後に、ピアノの弾き語りによるオリジナル曲 「未来を奏でる」 を挿入したところ、教室の先生やバンドメンバーから「発表会に合っている」といった感想をいただきました。
これをきっかけに、この曲を 教室のテーマ曲 として大切にしていこう、ということになりました。

バンド編成バージョンが完成!

発表会で実際に演奏できるようにと、「未来を奏でる」を新たに バンドアレンジバージョン に制作しました。
ピアノの弾き語りとはまた違う雰囲気で、リズムとハーモニーが加わり、バンドならではの広がりを感じられる仕上がりになっています。
生徒さんの演奏とともに「未来を奏でる」がどのように響いていくのか、スタッフ一同楽しみにしています。

まずはオリジナルバージョンから

未来を奏でる(ピアノ弾き語りバージョン)

続いてバンドバージョン

未来を奏でる(バンドバージョン)

70’s Music #4

 20代前半のころ、私は音楽の世界で新たな出会いを経験しました。それは、アメリカのフュージョンバンド、Stuffとの出会いでした。当時、バンド活動をしていた私は、ハードロックから徐々に軽い音楽へと移行している最中でした。そんな中、レコード店で偶然目にしたStuffのアルバムジャケットに引かれ、ジャケ買いしてみたのです。

 最初にそのレコードを聴いたときの感想は、「なんじゃこれ?」というものでした。しかし、唯一「My Sweetness」だけは、当時のFMラジオ番組で流れていたため、すでに耳に馴染みがありました。それでも、全体としては少し異質な感じがしました。特に「Foots」のイントロは聴いているこっちが恥ずかしくなるほどの印象でした。

 しかし、それから何度も聴き返すうちに、少しずつStuffの音楽の良さがわかってきました。その独特のグルーヴ感やメロディーの美しさに惹かれていったのです。さらに、当時偶然知り合ったバンド仲間にも同じように彼らの音楽を愛する者がいることを知り、ますます盛り上がりました。その後、彼らと一緒にStuffの曲をカバーするようになりました。

 残念ながら、Stuffのメンバーの多くはすでに他界してしまいましたが、80年代に観に行ったThe Gadd Gangのライブや渡辺貞夫さんのライブでの素晴らしい演奏は、今でも鮮明に覚えています。そして、StuffのキーボーディストであるRichard Teeは、私が最も敬愛するプレイヤーの一人です。彼のゴスペルを基本とした独特の演奏には、今でも学ぶことがたくさんあります。

当時のFM番組 軽音楽をあなたに で流れていた My Sweetness
この曲のピアノソロはRichard Teeの典型的なスタイルで、当時衝撃を受けました