70’s Music #3

70年代の音楽を掘り下げるこのシリーズ、今回はクインシー・ジョーンズのアルバム「Sounds…and Stuff Like That!!」を紹介します。

当時よく聴いていたアルバムの中でも、特に思い入れのある一枚です。中でも4曲目の「Tell Me A Bedtime Story」は、ハービー・ハンコックのピアノソロが光る名曲です。

この曲は、ハービーが即興で弾いたピアノソロをクインシーが譜面に起こし、ストリングスアレンジを加えたという逸話があります。ハービーの自由な演奏とクインシーの緻密なアレンジが絶妙に絡み合い、聴く者を魅了する一曲です。

アルバム全体を通して、クインシーの多彩な音楽性が表現されています。ジャズ、ソウル、ファンク、ロックなど、様々なジャンルの要素が混ざり合い、独特な世界観を作り出しています。

70年代の音楽が好きな方、クインシー・ジョーンズのファンの方にはもちろん、音楽好きなら誰でも楽しめるアルバムです。ぜひ一度聴いてみてください。

70’s Music #2

ダイレクトカッティングといえばこの曲(アルバム)もよく聴きました。

I Thought It Was You / Herbie Hancock from Album “Directstep

当時画期的だったヴォコーダーという、キーボードの音をマイクから入力した声と合成し、歌声のような音を鳴らす楽器でハービーが見事に歌っています。
私もRolandのヴォコーダーを買ってみましたが、このナチュラルなピッチベンドは到底真似のできるようなものではありませんでした。

ダイレクトカッティングということで、ハービー自身で鍵盤を被せることができないため、サポートのキーボディスト ウェブスター・ルイスと演奏しています。

この記事を書くためにこのアルバムについて再度調べていたところ、初期に発売された別テイクのアルバムがあることを知りました。
しかしヤフオクで2万円という値段だったので、諦めムードで一応メルカリを見てみたら、4700円で出ていたので思わずポチってしまいました😅

40年以上聴いてきた曲の別テイクが聴けるなんて、むちゃくちゃ楽しみです😍